香川・高松で一人飲みするならココ!そんなおすすめのお店を紹介。地元の民がオススメする居酒屋や立ち飲み屋、ディープなスポットまで、「地元の飲み屋で話を聞いて、実際に体験してみた」その中でひとり飲みに嬉しい、至極の店舗をご紹介します。
地元民に愛される「お食事処しるの店 おふくろ」 *令和4年6月3日閉店されました
地元の方に愛されるお店「お食事処しるの店おふくろ」。“しるの店”の名の通り、お店の看板メニューはお味噌汁です。香川の白味噌を使った「ぶた汁」が最高なお店です。他にも「あさり汁」「鯛あら汁」「季節のかき汁」など、複数の“しる”を楽しむことができます。どれを食べても間違いないですが、おふくろに初めて来たのならまずはこれ、という定番の一品「ぶた汁」がオススメ。
「お食事処しるの店おふくろ」の楽しみは汁以外にも!カウンターにおばんざいが並んでいるので、こちらもぜひ食べてみてください。“しる”はボリューミーなので、ひとり飲みには少し辛いかも。おばんざいとビールも合わせて楽しみたい方は、定食ではなく“しる”の単品(半分のサイズも可)を頼むのが良いですよ。
令和4年6月3日、56年の歴史に幕を下ろされました。高松で愛された名店ですので、情報を消さずに残しておきたいと思います。
ビールにはこれ「骨付鳥 一鶴」
香川県内に170軒以上のお店があるほどの、うどんに並ぶ名物グルメ『骨付鳥』。香川の名物グルメです。高松市内にも名店がひしめいていますが、「骨付鳥 一鶴(いっかく)」がオススメ。東京や大阪にも出店していますが、ぜひ地元香川で骨付鳥を味わってください。
「骨付鳥 一鶴」の骨付鳥は、300度以上の窯で焼き上げた一品。歯ごたえがあり肉々しい「おやどり」と、やわらかくてジューシーな「わかどり」の2種類。特製のスパイスで味付けした骨付鳥はビールに最高です。「むすび」を油につけて、その魅力を余すことなく堪能すこと必須です。
「寄鳥味鳥」
「骨付鳥 一鶴」と双璧をなす名店「寄鳥味鳥」は地元で35年愛される有名店。1日300本も売り上げる「寄鳥味鳥」の骨付鳥を食べないわけにいきません。
香川県産の骨付鳥もも肉に自家製のスパイスをしっかり染み込ませて、スチームオーブンで蒸し焼きにした骨付鳥は絶品です。蒸し焼きした鶏肉に鶏油をかけることで、表面がパリパリな仕上がり、食欲を掻き立ててくれます。骨付鳥は絶品です。
ひとり飲みの聖地「美酒立呑 芽論」
お酒好きの店主の趣味が高じて開店したという日本酒専門の立ち呑み店。高知が生んだ酒場詩人吉田類さんも訪れたお店です。日本酒をはじめ、ビールを楽しむことができるようになりました。
店内には全国から厳選した日本酒がズラリと並び、お値段はリーズナブル。あの名酒が1杯500円なんて・・・
出張などでひとり飲みしたい一見さんには入りにくそうな佇まいですが、勇気を出してその一歩を踏み出してください。アットホームな店主やお客さんが香川の魅力を引き上げてくれます。
ゆっくりひとり飲み「Bar A’s」
高松はバーの隠れたバーの激戦区です。日本バーテンダー協会の全国コンクールのチャンピオンや優秀な成績を残したバーテンダーさんが多いのだとか。そんな高松のバーでオススメしたいのが「Bar A’s」。気軽にひとり飲みできるバーです。
アルコールが苦手な方にも楽しんでもらえるバーを作りたいと考えた女性オーナーがオープンしたお店です。アルコールメニュー以外にもノンアルコールドリンクやコーヒーなどを取り揃えています。また、16時30分からと、オープン時間が早いのも嬉しいところ。他のお店に行く前にふらっと立ち寄ることも、最後の1杯を飲むために顔を出すのこともできます。
ひとり飲みの後は「手打ちうどん 鶴丸」
香川のうどんは昼だけじゃない!ひとり飲みの締めはカレーうどんです。
「飲んだ後のシメに一杯、食べられるうどん店があっても面白い」とオープンして約32年。深夜の3時まで営業しているうどん屋が「手打ちうどん 鶴丸」です。
「手打ちうどん 鶴丸」では『牛しゃぶカレーうどん』でガッツリ締めるのがおすすめ。〆の一杯の“夜うどん”は格別です。
締めうどんの2大巨頭「饂飩家 五右衛門」
同じ夜うどんで外せないのが「饂飩家 五右衛門」。高松の地元民の中で、〆のカレーうどんは「手打ちうどん 鶴丸」“派”、「饂飩家 五右衛門」“派”に分かれるようで、どちらも甲乙つけがたい。
「饂飩家 五右衛門」のカレーうどんは、鰹和風出汁をベースにした和風の「カレーうどん」と、洋風の「黒カレーうどん」の2種類。個人的には日本酒を飲んだ後は和風の「カレーうどん」、ビールやワインの後は洋風の「黒カレーうどん」と使い分けをしていました。どっちを選んでも美味しい。以前は「横濱カレーミュージアム」にも出店していた、香川の名店です。
番外編:ひとり飲みできないけど「お好み焼き ふみや」はオススメ
閉店時間が早いのと、アルコールがないため、ひとり飲みシリーズの番外編にしてしまいましたが、「お好み焼き ふみや」もぜひ足を運んでみていただきたい名店です。
香川のお好み焼きは一風変わっていて、内臓はハツ(心臓),レバー(肝臓)の他に砂肝(胃筋),たまひも(卵管と排卵前の卵)を入れた「きも玉焼き」(通称香川焼き)が人気。ヘラで切り取る場所によって、食感・味の違いを楽しむことができます。牛脂で焼きあげるためコク・カリカリ感にやみつきです。
裏技として持ち帰りができるのでビールと楽しむこともできます。カリカリ感を優先するのか、ビールとの相性を楽しむのか、悩ましいところです。